小さな勉強会を始めた

アメリカはホリデーシーズンですね。研究所は金曜日からすっかりガラガラで、ラボにも人がいません。年始まではこんな感じで、実験機材は使い放題です。

僕は、特別用事がない限りホリデーは取りません。郷に入っては郷に従えといい、アメリカにいるのだから日本的な働き方はするな、と言われそうですし、実際ラボの同僚に、お前の働き方を正当化するなと訴えられたことがありますが、知ったことじゃありません。月曜には必ず週末はどうだった?という挨拶があり、ホリデーが終わると、ホリデーはどうだった?とかいう挨拶がありますが、結構鬱陶しいですね。そもそも好きでやっていることですし、目の前にラボがあって、特別用事がないのに研究しないというのは、ムズムズします。今は孤独な大学院生なので、できるときに仕事を進めましょう。といっても、発注は止まっちゃうし、色々不便で、できることは限られてしまうのですが。おまけにラボに人がいないので、このホリデーシーズンに2回も魚の餌やり当番が割り振られています。

それはさておき、クラスメイトと勉強会を始めました。月一で、一時間から二時間程度、自分の研究の進捗を話してディスカッションします。メンバーは仲の良い四人だけでクローズし、内容は外部に漏らさない約束です。一回につき一人がプレゼンします。つまり四ヶ月に一回自分の番が回ってきます。メンバーは四人とも全然違う分野をやっているので、話を聞いていてとても勉強になります。一年生のころから、何かあると飲みに行っていたメンバーなので、結構きついことをお互いに言い合ってもギリギリ喧嘩になりません。一回目は12/22金曜の夜七時からだったのですが、すっからかんの研究所内で、ビールを飲みながら楽しくディスカッションできました。みんな孤独な大学院生です。でもサイエンスが好きで、成功したいと思っています。